S21 ランドドヒドサイクルwithザシアン 【最終レート2002・393位】
おいもと申します。はじめまして! そうでない方はお久しぶりです!
今回のシーズン21で人生初のレート2000を達成することができ、個人的に満足のいく構築が組めたので記事を書かせていただきます。
残り2シーズンの禁伝ダイマ無し環境を取り組むうえで、少しでも参考にしていただけると幸いです。
使用した構築
構築経緯
・自分に合った伝説枠を探していたところ、圧倒的攻撃力+スイープ性能+優秀なタイプの3つを兼ね備えたザシアンに魅力を感じ、採用に至った。
・対ザシアンとその取り巻きを意識した時、いかくを絡めてサイクルを回すことができる点と汎用性のある並びであるという点からスカーフランドロス+HBドヒドイデが強いと感じ、採用することにした。
・次に対黒バドレックスを意識した時、ゴーストの一貫を切ることは必須であると考えたため、ノーマル枠+一般物理ポケモンに強いHBポリゴン2を採用した。
・ザシアン軸を使用する時に苦手となってくるネクロズマ軸やザシアンを受けてくるポケモン(ヌオー・ウインディ・サンダー等)に圧力をかけることができる鉢巻悪ウーラオスを採用した。
・最後に構築単位で重いムゲンダイナ+ヌオーの並びに強く、ほんのりカイオーガ軸を対策することができるラティアスを採用し、構築が完成した。
構築のコンセプト
・汎用性をできるだけ落とさない
・環境トップの禁伝には決まった並びが選出できる
・ある程度重いポケモンが相手にいても誤魔化しがきく
個体紹介
ザシアン(けんのおう)@くちたけん
性格:陽気 特性:ふとうのけん
167-222(252)-136(4)-×-135-220(252+)
調整意図
A…できるだけ高く
S…ミラー意識で最速
最初はHS剣舞ザシアンを使っていたが、剣舞するよりも技範囲を広めたほうが有用であると考え、フルアタ型にした。
具体的には、霊獣ランドロスやナットレイ、ドヒドイデ、ヒードラン、サンダー、ファイアーなどのザシアンを役割対象としているポケモンに対して、打点を持てるよう意識している。
火力もさることながらスイープ性能もある程度備わっており、現環境は非常に使いやすかった。
氷の牙以外の技が命中安定となっていて、メンタル的にもGOOD。
ドヒドイデ@くろいヘドロ
性格:図太い 特性:再生力
157(252)-×-224(252+)-73-163(4)-55
熱湯/トーチカ/自己再生/毒々
調整意図
HB…できるだけ高く
技構成は熱湯、トーチカ、自己再生までは確定。黒霧と毒々は構築によって選択だが、この構築の場合だとホウオウ+ヌオーやサンダーなどに毒々を打ちたい場面がかなり多かったため、毒々を採用した。
ザシアン受けや構築単位で突破しにくいポケモンに毒々を入れる役割を想定していたが、持ち前の耐久力と再生力でガンガンサイクルができ、後述するスカーフランドロスとのシナジーが思ったよりも高かったため、かなり活躍してくれた。
あとこの環境のトーチカが最強すぎる。
性格:陽気 特性:威嚇
165(4)-197(252)-110-×-100-157(252+)
地震/岩雪崩/ぶんまわす/とんぼ返り
調整意図
A…できるだけ高く
S…最速フェローチェ抜き意識の最速
技構成は地震、とんぼ返りは確定。黒バドレックスを上から縛るためにぶんまわす。30%の怯みがある岩技である岩雪崩を採用した。
ランドがスカーフを持ったことで、ザシアンと黒バドレックスの禁伝2強に対して上から縛れるという点が非常に強かった。
地面・飛行枠としても機能し、とんぼ返りによる対面操作や威嚇による火力下げなど、一般枠とは思えないほど強い点が多かった。
さらにドヒドイデと組ませることで、サイクル性能の高さや相性補完の良さにより、大抵の構築に役割を持つことができる。
ウーラオス(いちげきのかた)@こだわりハチマキ
性格:陽気 特性:不可視のこぶし
176(4)-182(252)-120-×-80-163(252+)
暗黒強打/インファイト/毒づき/不意打ち
調整意図
A…できるだけ高く
S…ミラー意識で最速
技構成は一般的なやつ。フェアリーに打点を持たせるため毒づき。
ネクロズマ軸や受けループ、ザシアンを受けるポケモンに対して負荷をかけていく役割として採用した。最終日に増えたマンムーがこの構築に刺さっているように見えるため、悪ウーラオスを対面させて積極的に圧力をかけにいった。
このポケモンは特にザシアンとの攻め相性が良く、ほぼすべての構築にどちらかが刺さっているという状況を作ることができた。
このシーズン21に限った話ではあるが、鉢巻悪ウーラオスの火力を舐めた立ち回りをしてる人が一定数いてびっくりした。
性格:のんき 特性:アナライズ
191(244)-100-156(252+)-127(12)-115-72
イカサマ/トライアタック/自己再生/電磁波
調整意図
H…16n-1
B…臆病C252黒バドレックス+2サイコショックが乱数2発(16.01%)
技構成は黒バドレックス意識のイカサマ、自己再生は確定。タイプ一致アナライズで大体のポケモンに火力が出せるためトライアタック。S操作できる電磁波をそれぞれ採用した。
要検討枠。黒バドのメタとして採用したが、黒バドがサイキネを持っていたり、ウーラオスとの並びに弱かったりと安定しなかった。
だがその分汎用性を上がったので様々な構築に選出でき、電磁波を撒き、ザシアンやウーラオスを通しやすくしてくれた対戦もあった。
このポケモンは一長一短な部分があるので、黒バド軸のメタとしては個人的にお勧めしない。
追記
努力値12をCに振るのではなくSに振り、下降補正をAにかけることで麻痺状態の最速ウーラオスを抜くことができ、黒バド+ウーラ+ランドの並びに強く出れるので、上記の調整は参考にしないことをお勧めします。私自身も反省。
ラティアス@ラムのみ
性格:臆病 特性:浮遊
187(252)-×-110-131(4)-150-178(252+) ※レンタルはA個体値31
調整意図
H…耐久を上げたいのでできるだけ高く
S…大体の耐久ムゲンダイナ抜き意識で最速
技構成はサイコショック、瞑想、自己再生まで確定。ムゲンダイナ軸にいるヌオー意識でエナジーボールを採用した。
優秀補完ポケモン。この構築の穴であるムゲンダイナ+ヌオーとカイオーガ軸に役割を持つことができ、最後に入ってきたとは思えないほど仕事してくれた。
エナジーボール採用は諸説あるが、ムゲンダイナ+ヌオーに対して臆せず選出できる点は個人的にかなり強い点だと思う。
眼鏡・スカーフカイオーガに対しても、乱数ではあるが瞑想+自己再生で起点にできてしまう点も優秀。冷Bを誘ってザシアンに引くことも可能であるため、構築の対応範囲をグッと広げてくれた1枠であった。
基本選出
・対ザシアン
・対黒バドレックス
・対ムゲンダイナ(受けループ)
ザシアン+ラティアス+@1
・対カイオーガ
ラティアス+@2
・対ゼルネアス
・対ホウオウ
ザシアン+ドヒドイデ+@1
※あくまでも基本選出 その他の禁伝は並びによって異なる
きついポケモン・構築
・カイオーガ軸
今期は数が少なかったからよかったものの、カイオーガの扱いがうまい人であれば余裕で崩されると思う。
・受けループ(特にムゲンダイナ)
結構相手の安定行動がわかってないと厳しい。結局受けループにいるヌオーがきつい。
・ゼルネアス軸
普通にゼルネアスのきあいだまあてられるときついし、取り巻きによくいるウルガモスもきつい。自分がへたくそなだけだと思うが体感での勝率は悪かった。
黒バドの並びに入っていたときはかなりきつかった。キノコのほうしをまかれ、起点にされる場合もあればイカサマで削ってくる場合もあるので厄介。どの構築に入っても強そうなので流行りそうな気がする。
なんの禁伝軸に入っていたか忘れてしまったが、即降参したことだけは覚えてる。
最後に
今回初めてレート2000を達成することができて本当にうれしいです。最近は学生のくせして段々と忙しくなってきているため、今後のポケ活が思うようにできないかもしれないけれど、できる限り全力を尽くして、次の目標である最終2桁に向かって努力していければなと思います。
《Special Thanks》
モチベーションを爆上げさせてくれたAIM-HIGHの皆さん
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電話くれたリア友
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